SBT:譲渡不可 NFT の紹介 で説明した vitalik の Soulbound タイトルの記事にも出ていて、proof of attendance protocol
出席証明プロトコルの略語であり、ズバリ「参加証明バッチ」です。
EIP ではなく普通に1つのサービス の実装になっています。
使い方
poap.xyz サービスの内容としては、
- イベント主催側はイベントを登録してイベントを公開する
- 参加側はイベントページに行って、NFT を mint する
- もらった NFT はサイト上で確認できて、もちろん自分のウォレットでも確認できる
のようになっています。
実装詳細
スマートコントラクトは下記で確認できます。
- 入り口コントラクト:https://etherscan.io/token/0x22c1f6050e56d2876009903609a2cc3fef83b415
- トークンのコントラクト:https://etherscan.io/address/0x4e90495f66fb04a5fba401967abd607e2ea0ab46#code
SBT の実装かと思いましたが、そうではなく、ERC 721 を拡張したトークンでした。 なので、現状は、poap.xyz のトークンは、イベントの参加証明 NFT として実装されて転送可能になっています。
他の応用
- Adidas の POAP
- Adidas は、2021 年ローンチしたショッピングアプリ CONFIRMED にて、POAP を配布しました
- NFTを活用したスキルや仕事の実績証明サービス「Job POAP」
- 自由民主党NFT発行にHAZAMA BASEを採用!5月28、29日開催の青年局会議・研修会で政策コンテスト表彰者や研修会出席者に譲渡不能のNFT・POAPを配布
まとめ
参加証明バッチで何ができるの?との疑問があるかもしれませんが、逆に感じたのは、オンチェーン上の履歴はどんどん現実世界と繋がって行くと感じました。